今回のクルーズ船では、本来スエズ運河とパナマ運河を通る予定でしたが
諸事情で、パナマ運河だけになりましたが
このパナマ運河の通行は、とっても楽しみにしていました。
高低差を、水位を変えなが船を移動させ、大西洋から太平洋へ通り抜けていく
開門式運河です。
でも、不思議じゃありません?
海って繋がっているのに、どおして高低差があるの?
それは、スエズ運河のように海面同士をまっすぐ繋ぐのではなく
内陸にある標高約26メートルの人工湖を経由する「山越え運河」だからなんです。
そもそもパナマ運河は、フランスの企業家グループが運河建設のために
会社を設立して、巨額を投じて工事が始まったのです。
しかし、当時はスエズ運河のように海面レベル方式の設計で
延べ20万人の労働力を動員して進められたのですが、
予想を遥かに超える難工事と疫病などが原因で会社は破綻。
それを引き継いたのがアメリカです。
海面レベル式を捨て、水門式運河の建設に着手
3億7500万ドルの巨費と10年の歳月を費やして
第一次世界大戦勃発の年、1914年に完成しました。
当時の運河の管理・支配は、アメリカにありましたが
運河返還を望むパナマと米国との長期にわたる話し合いの末
1999年12月31日に、パナマへ完全返還されました。
クルーズ船は、いくつかの開門を通り、海抜26mのガトゥン湖に入り
船と運河の幅は10cmとか20cm位しかないので
運河と船がぶつからないように、両脇に船をワイヤーで固定して移動させる車両の
ようなものが、移動を助けてくれます。
この車両は、日本製なんだそうですよ。
運転手さんは、私たちににこやかに手を振ってくれました。
私たちは、船と運河の間を見て、本当にぶつからないか心配しましたが
うまい具合に上手に移動していくので、「ありがとう!!」と
運転手さんに手を振り返しました。
こんな交流いいですよね〜。

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