今日、JHBSのサマーセミナーに参加してきました。
今年は、フランス最優秀職人資格「MOF」をお持ちのDidier Chouet氏が
イタリアのパンやお菓子の作り方を教えてくださいました。
なぜイタリアのパンやお菓子なの?と思いましたが、
氏は、現在イタリア・トスカーナ州の製パン製菓学校で講師を務められているから
だそうです。
次々に仕上がっていくパンやお菓子
その魔法のような手さばきに、見ていると簡単にできそうに見えるのだけれど
いざ自分でやってみると、きっとそんなに簡単ではないんだろうな~と。。
氏曰く、60回、70回とやってみればうまくなりますよ!だそうです。
そうですよね~
楽しい会話とパフォーマンスにイタリア人?と疑いたくなりましたが
正真正銘のフランス人だそうです。
最後の最後まで笑いの絶えない楽しいセミナーでした。
今回教えていただいたのは、
パネトーネ、チャバタ、パン・オ・シリアル、ビスキュイ・ド・プラート、
カラメル・オ・ブール・サレ、ガトー・ブルトン、チェチーナ、
パンが3種類と4種類のお菓子です。
パネトーネやチャバタはポプュラーなパンで、JHBSでも作り方は教えてもらっていますが
今回は、液体天然酵母を使って作ります。
小さいのは、ジャパニーズサイズでイタリアでは大きく焼くのだそうです。
大きく焼いても、焼き時間は30分、水分を残ししっとりと焼き上げます。
大きなパネトーネは、焼きあがったらさかさまにして、全体に水分を
行き渡らせ、しっとりとしたパネトーネにするのだそうです。
シフォンケーキみたいね~
逆さまにしないと、中央が凹んでしまうそうです。
<チャバタ>
チャバタは、生地が柔かくとっても扱いにくいのですが、魔法の手にかかると
簡単にひとまとまりになります。
イタリアでは、適当にカットして焼いたものを量り売りしているそうです。
今回は日本風にとおっしゃって、生地を四角く伸ばし8等分にしました。
<パン・オ・セレアル>
小麦胚芽、ゴマ、アマ二の種、オーツ麦などを一緒に捏ね上げています。
バタール成型と三角形成型の2種類
<ガトー・ブルトン>
真ん中にクレーム・ダマンドと角切いりんご(バターとグラニュウ糖で炒めたもの)を
サンドしています。しっとりおいしいケーキでした。
<カラメル・オ・ブール・サレ>
<ビスキュイ・ド・プラート>
最後に、少しずつですが全ての試食を頂きました。
そして、毎年頂くなだ万のお弁当
今年もおいしかったです。
毎年参加しているセミナーですが、たくさんの先生方のご尽力で
素晴らしい講師の教えを直接受けられる幸せに感謝です。
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