夫が知り合いからオペラのチケットをいただいてきた。
2月の終わりころ、「オペラ観に行く?」と夫に聞かれ
なんのオペラかも確認せず、「行く行く!」と答えておいた。
なかなかオペラなんて観に行く機会がないから
とりあえず行ってみよう!!的な?
オペラと言ったら、蝶々夫人とかマクベスとかフィガロの結婚とか。。。
そんなイメージでいたのだけれど、
夫が頂いてきたチケットには “KAMIKAZEー神風ー”とある。
SS席1枚25000円もするチケット
2月3日に観てきました。
前から2列目の中央、出演者の顔がちゃんと見えるんです。(笑)
オペラグラス持ってきたのに、いらなかった!!
作曲;三枝成彰 原案・原作;堀紘一 脚本;福島敏朗 演出;三枝健起
あらすじ
1945年4月。学徒動員により、特攻隊の最前線である知覧飛行場で
飛行士として従事する神崎少尉には、東京に知子という婚約者がいた。
神崎に会いたい一心で命がけで知覧にたどり着いた知子は、
そこではじめて神崎が特攻隊員であることを知る。
最後の1日を2人ですごし、神崎は特攻隊員として旅立ち
知子も追うようにして命を絶った。
実話を元に描かれた作品で
最後にこのモデルとなった智恵子さんが舞台に立たれ
挨拶されました。
特攻隊で亡くなった陸軍、海軍の戦没者及び準特攻隊戦没者数
陸軍 3439名 海軍 10536名 その他(終戦時自決) 34名
合計 14009名
アメリカ海軍の公式記録では、損傷艦艇の77%、
海軍将兵死傷の80%がカミカゼアタックによる被害とされており
アメリカ海軍将兵にとって最強の敵がカミカゼであったことは間違いない。
と書かれてあります。
この作品は
“ 第2次世界大戦で亡くなった全世界の人々に捧げる”とある。
これから2度と戦争を起こさないためにも
私たちは、今まで起こしてきた多くの戦争を忘れてはいけないと思いました。
最後に第2次世界大戦で亡くなった国別の人数が書かれた映像が流れるのですが
それはすさまじい数で、びっくりしました。
上野の東京文化会館であったのですが
とっても懐かしい場所
昔大学生の頃かな~?働いていた頃かな~??
都民のためのコンサートが、月1回抽選で当たるので
何回か応募して聴きに来ていたことを思い出しました。
2時から始まったオペラは3部に分かれ
その間に20分の休憩があり
コーヒーを飲んだり、ワインを飲んだり
トイレに行ったり。。。
終わったのは5;30頃
するとちょうど息子から電話があり
今、自由が丘に彼女ときているというので合流して、
一緒に食事をしてきました。
平和で良かったね~
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