2024年4月27日土曜日

世界一美しい湖畔の街 ハルシュタット

4月12日

ホテルのチェックアウトを終えると

受付の女性が、これからどちらへ?と 声をかけてくれた。

ハルシュタットへ行くと伝えると、「いいですね〜」と

すると隣でチェックアウトの手続きをしていた男性が

「私たちもです。」と、にこやかに話しかけてきた。

最初日本人とはわからなかったので、日本語で返って来てびっくり。

その男性はユニチャームに勤めていて、タイに駐在18年だそう。

今、タイは長期休暇中。この時に、タイ人は長期旅行をするらしい。

若い奥様はタイ人で、大学で日本語を勉強したので、日本語はペラペラなのだと言う。

「日本料理のお店でバイトをしていた彼女に猛アタックしたんです。」と

その男性は、若い可愛い奥様を見て、嬉しそうに教えてくれた。

ハルシュタット行きの列車を待っている間、そんな話で楽しくすごせた。

「チケットは、持ってますよね〜?」と聞かれ

1等車を購入済みと伝えると

奥様が、1等車を購入したのに、席がバラバラなので2等車を購入して

1等車をキャンセルしようとしたら、すでにキャンセルができなくなっていたので

切符を4枚持っているのだそう。 あらら(苦笑)

ウィーンからハルシュタットまでは3時間ちょっと

車窓から素敵な風景を眺ていたら、思った以上に早く着いた気がした。








ここから船に乗って、ハルシュタットの町へ向かいます。






船が到着した船着場のすぐ前に、今日泊まるホテルがあります。


ホテルの窓からは、湖が一望できます。




ハルシュタットのハルは、ケルト語で塩

シュタットは、ドイツ語で場所を意味していて、その名の通り

岩塩の採掘によって繁栄してきました。

そして1997年に世界遺産に登録されています。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても有名です。


ハルシュタットの町の山側の高台に、ハルシュタットカトリック教会があります。

階段を登って、寄ってみました。







教会の敷地内には墓地があり、まるで花壇のように花々が植えられていました。







ケーブルカーに乗って上がると、ハルシュタットスカイウォークから

ハルシュタットの町全体と湖を一望する事ができます。





そしてここから更に上った先には、地下深く広がる大きな洞窟があります。

その岩塩採掘場とその歴史が学べるツアーに参加してきました。











岩塩の歴史や、ハルシュタットの人々がどのように塩の採掘をしてきたか

長い歴史を勉強して来ました。

途中高いところから低いところへ移動するのに、滑り台を使うので

それも楽しかったです。


3時間ほどのツアーですが、とっても楽しく学べてよかったです。




マルクト広場、色とりどりの建物が立ち並び美しいです。



ここが今日のホテル 「Heritage  Hotel」





ブラータは、大きくて美味しい〜


そして大きな大きなシュニッツェル、半分でお腹いっぱい〜





夜のハルシュタットも素敵❤️

小さな町なので、サッと見て日帰りする人も多いそうですが

こんなに素敵な夜のハルシュタットを見れるのは、宿泊客の特権ですよね〜

昨日は23964歩、今日は13232歩も歩いて、もうくたくた(苦笑)

ウィーンのホテルにはなかった湯船が、このホテルにはありました!!!

やったー!!!! 

ゆっくり湯船に浸かっって、明日も頑張ろう〜(笑)



翌朝、8時40分の船でハルシュタットを後にし

ウィーンに戻りました。




ハルシュタットは、絵葉書になるような美しい町でした。
































2024年4月25日木曜日

旅のはじめは、音楽の都ウィーンから 

 久しぶりに、海外旅行に行って来ました。

コロナの間は、国内旅行を楽しんでいましたが

そろそろ世界中でコロナも落ち着いてきたので

4月10日〜18日  9日間

久しぶりのヨーロッパ旅行です〜

10日 9:40am 羽田発ANA 〜 17:30pmフランクフルト着

   19:30pm フランクフルト発ルフトハンザ 〜 20:55pmウィーン着

羽田からウィーンの直行便が無く、フランクフルトで乗り換え

旅券を別々に買ったので、フランクフルトでの荷物のピックアップを

主人はとっても心配していました。

到着が遅れたて、ウィーン行きに乗り遅れたら・・・と。

でも羽田で、ANAにお願いして

そのままウィーンまで荷物を運んでくれることになり、一安心。

不安がなくなり、またプレミアムエコノミーを頼んでくれたので

快適な空の旅になりました。(プレミアムエコノミーお勧めです)




ゆったりとしたシートで映画を見て、食事をして映画を見て

あ!!という間にフランクフルトに到着

ただ、ANAの機内食がイマイチで、ほとんど食べていなかったので

フランクフルトのANAラウンジでの食事が美味しくて感激

とくにワッフルのオープンサンドがとっても美味しかったです。

ハムやチーズ、そしてソーセージも

ビールは、自分でレバーを引いてグラスへ

横の男性が、グラスに泡だらけのビール

それを見て、そっとビールを注いで、いい感じにグラスにビールが注がれ

ちょっと得意げな私に、私の後ろに並んでいた年配に紳士が

にっこり笑いかけてくれ、私も嬉しくなって微笑み返し

なんだかすごく幸せ〜

(こんなことでも、海外の人と通じているような気がして嬉しい〜)

ウィーンのホテルは、ウィーン中央駅のすぐそば

この日は、そのままベッドへダウン


翌日、ホテルで朝食を済ませ

まずはシェーンブルーン宮殿へ

ハプスブルク家の夏の離宮、世界遺産の美しい宮殿です。

駅で24時間チケットを購入し、地下鉄に乗り込みました。

フランスもドイツもそうなんですが、日本のように改札がありません。

チケットを買って、乗る時にその時刻を刻印して乗ります。

24時間チケットの場合は、そのあと地下鉄もトラムもバスも

何に乗っても24時間は自由なので、とっても便利です。



シェーンブルーン宮殿は、バロック様式の外装とロココ様式の内装

18世期の半ばに現在の姿になったそうです。




鏡の間は、ベルサイユ宮殿にもありましたが

ベルサイユ宮殿の鏡の間は、忘れられないくらい素敵で豪華でした。

そこよりは、ちょっと小ぶりな鏡の間ですが

ここで6歳のモーツアルトが演奏したとか

ウィーン会議の舞踏会の会場なった大広間とか

この同じ場所でそんな事があったのかと思うと

不思議な気分になります。





今も、修繕や修復を行なっています。


庭園は広く、小高い丘の上にはグロリエッテ

「あそこまで行く元気ないよね〜」と二人同じ意見でしたが

中央の像の池まで行くと

せっかくだからと少しずつ上って、グロリエッテまで


ここから見るシェーンブルーン宮殿とその奥に広がるウィーンの街並み

「美しい〜!!」





もう少し暖かくなると、お花で綺麗な庭園を楽しむ事ができると思います。

私たちが行った時に、お花を植える準備をしていました。





シェーンブルーン宮殿を後に、ウィーンの街中に戻って来ました。





お腹が空いたので、カフェモーツアルトでランチにしました。


ビールが安くて美味しい〜





沢山のお客さんで賑わっていました。

ウィーンはカフェ文化が盛んで、あちこちでテーブルを店先に出して

お茶を楽しんでいます。(パリもそうでした。)

この辺には、ウィーン国立歌劇場やオーストリア国立図書館、

ホーフブルグ宮殿など、見所がたくさんです。


私が絶対に行ってみたかったオーストリア国立図書館です。


ホーフブルク王宮の一角にある世界で一番美しい図書館です。

蔵書は約20万冊、中には500年以上も前の譜面や書物まで

色鮮やかに残されています。






図書館とは思えないほど美しいです。


ホーフブルク王宮の広場では、多くの人がのんびりとくつろいでいました。

芝生や街路樹が多く、ゆったりとした空間がとても素敵です。

ちょっと思ったのですが、麻布台ヒルズのコンセプトがこんな感じなのかな〜



ト音記号とモーツアルトの像が、青空に映えていましたよ。




この感じがとっても好き!

ボーとしてサイクリングロードを歩いていると、

自転車に轢かれそうになるので、ご注意を!!


ヴォティーフ協会、2つの塔が目を引きはいってみました。

教会の前の広場でも、沢山の人がくつろいでいました。



天井がとっても高くて、当時どうやって作ったのかな〜と

思いを馳せてしまうくらい素敵な教会です。






ステンドグラスが綺麗〜


トラムに乗って、夜はドナウ川沿いの「Motto am Fluss」へ




今は、ネットで世界中のレストランを予約できるんですね〜 (すごい!!)


アイスクリームは、子供から大人まで

そして女性も男性も、みんな食べていました。

スーツ姿のかっこいい紳士まで、アイスを片手に歩いていましたよ。




ケルントナー通りは、ウィーンで最も賑やかな通り





シュテファン大聖堂は、2001年にユネスコの世界遺産に登録

ハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、

アマデウス、モーツアルト、ウェーバーなどの結婚式

そして葬儀が行われた聖堂として有名です。




中に入ると、ちょうどパイプオルガンの演奏が始まり

しばらくその演奏を聞いていました。20時ころです。



ケルントナー通りをそぞろ歩いていると

ペスト記念柱に出会いました。

1678〜1679にかけて、ウィーンでペストが大流行して、

10万人以上の命が奪われたそう。

当時の皇帝ナポレオン1世は、ペストの終息を神に感謝し

このペスト記念柱を建設したそうです。

この日は、ここから地下鉄に乗ってホテルまで

明日は、ハルシュタットへ向かいます。