2021年11月18日木曜日

徳島の旅

 翌日はレンタカーで、まずは霊山寺(りょうぜんじ)へ

四国八十八ヶ所の旅の始まりは、徳島の霊山寺からって知ってました?

平安時代、香川県に生まれた真言宗の開祖・弘法大師(空海)は

若き日に修行で四国を行脚しました。その時に切り開いた霊場が

四国八十八ヶ所なのだそうです。

その後、修行僧らが弘法大師の訪れた場所を巡る遍路巡拝の旅が

一般の人にも広まったのだそうです。







昔巡礼者は参拝の際に木製の札を本堂の柱などに打ち付けていました。

これに由来して各霊場のことを「札所」と呼ぶそうです。

現在は木製の札の代わりに紙の納札を納めているそうです。

また札所を参拝することを「打つ」と呼び、1番札所から順に

時計回りに巡礼することを「順打ち」、逆回りを「逆打ち」

1度の旅で全ての札所を回ることを「通し打ち」

何回かに分けて回ることを「区切り打ち」などというそうです。

むか〜し、母もお遍路参りしていたことを思い出しました。


ここから一山越えて海岸線へ

お昼は「びんびん家」へ

着いたら既に凄い人・・

名前を書いて店先の売店でお買い物


わかめがとっても美味しかったので買ってきました。

店先の大きな水槽から、ハマチやタイを取り出して

そこで締めているのを見ると、可愛そう・・と思うのですが

食べると「美味しい〜」に変わってしまうのは人の身勝手?(苦笑)





お腹も満たされ、次は大塚国際美術館へ

途中で見つけたウチノ海の釣り屋形


海に浮かぶ小さな鏡島
上から見るとハートの形をしているんだそうですよ





こんなに沢山の釣り屋形、何が釣れるんでしょう?


大塚国際美術館は、大塚グループが創立75周年記念事業として

設立した日本最大級の「陶板名画美術館」だそうです。

古代壁画から、世界26カ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで

西洋名画1000余点を特殊技術でオリジナル作品と同じ大きさに複製しているそうです。

オリジナル作品は、近年の環境汚染や地震、火災などから退色劣化を免れないけれど

この陶板名画は2000年以上にわたってそのままの姿で残るので、これからの文化財の

記録保存のあり方に大いに貢献できるものだそうですよ。

入り口を入ると、まずここシスティーナホールへ

館内の案内やこのシスティーナ礼拝堂の天井画、壁画の説明を聞きます。

ゆっくり見て回ると1日では見切れないそうなので

目的を決めて回ることを勧められました。

山をくり抜いて作られたこの美術館は

地下3階から地上2階までの5階建



















人も結構入っていたので、流石に最後の方は疲れてしまいました。

最後は、鳴門の渦潮を見に行ったのですが

渦潮の見頃は既に過ぎていて、大きな渦を見ることはできませんでした。



ホテルに戻り、ゆっくりと温泉に浸かり「ほっと一息」









徳島の1日が終わりました。

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