2021年10月14日木曜日

オリンピックコンサート 2021

 昨夜、東京芸術劇場コンサートホールで開かれた

「オリンピック コンサート 2021」に行ってきました。

「オリンピック コンサート」は、1894年フランスパリにおいて

近代オリンピックの復興と国際オリンピック委員会(IOC)の創設が決議された

6月23日を記念し、1997年から毎年開催されているそうで、今年24周年目。

たまたま主人がネットで見つけてチケットを取ってくれたのですが

このようなコンサートが毎年開催されているなんて、全く知りませんでした。



指揮は、粟辻聡氏  オーケストラは「THE ORCHESTRA JAPAN」

ナビゲーターは、藤本隆宏氏(競泳でオリンピック2大会連続出場、現在役者として活躍)

フルオーケストラが演奏する頭上に大きなスクリーンが設置され

演奏と同時にオリンピックの様々な場面の映像が流れます。


演奏が始まる前にはメダリストたちが登場し、惜しみない拍手で迎えられました。

まさか選手たちと一緒に時間を共有できるとは思っていなかったので、ちょっと感激!!


第1部 ALL about TOKYOU2020

 佐藤直紀         TOKYOU2020 VICTORY CEREMONY

グスタフ・ホルスト    組曲「惑星」から木星

中島みゆき        ヘッドライト・テールライト<ヴォカリーズ>

ピエトロ・マスカーニ   歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲

リヒャルト・ワーグナー  楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から

             第1幕への前奏曲


第2部 勇気と希望、繋ごう未来へ!

組曲「Herose」東京2020オリンピック競技大会開会式選手入場曲から

組曲編曲:杉浦邦弘

  すぎやまこういち  ドラゴンクエスト 序曲:ロトのテーマ

  下村陽子      キングダムハーツ Hero's Fanfare

    甲田雅人      モンスターハンター 英雄の証

  久石譲   Stand Alone for Orchestra

          NHKスペシャルドラマ「坂上の雲」オリジナルサウンドトラックから

  ロルフ・ラヴランド   You Raise Me Up


素晴らしいフルオーケストラの演奏を聴きながら

オリンピックの映像が流れると、再びあの時の感動や想いが蘇ってきます。

メダルを獲得して満面の笑みで表彰台に上る選手

その陰には、たくさんの悔し涙を流した選手たちがいます。

復興五輪とは名ばかりのような気もしましたが

このオリンピックは、色々なことを感じ考えさせられた

良い大会だったと思います。

例えば、性的マイノリティーと公表している選手が200人を超えていたそうです。

男子高飛込の金メダリストトーマス・デーリー選手は会見で

「LGBTの若い人たちは、1人ではないことを知って欲しい」と語り

多様性を認める社会へ向けてメッセージを送りました。

また、男子走り高跳びでは、2人の金メダリストが誕生しました。

勝負の決着を望むのではなく、2人で称え合い2人で金メダリストになることを望み

それを認めた主催者側の対応に拍手したい気持ちです。

今大会、追加種目となったスケートボードでも心温まるシーンがありました。

世界ランク1位の岡本選手が、最後のトリックを決められず転倒

4位という結果になってしまったのですが、転んでしまった岡本選手のもとに

他の選手が次々に駆け寄り彼女を称え、抱き上げたのです。

なんて素敵な若者たちでしょう!!

心に残るシーンは、まだまだ沢山ありますがこの辺で

コンサートの締めくくりは、オリンピック・パラリンピックの

メダリスト10名が壇上に上がり

1人1人今の心境や今後の抱負を語ってくれました。

柔道の阿部一二三選手やスポーツクライミングの野中生萌選手

オリパラでは競泳の鈴木孝幸選手や陸上の佐藤友祈選手など・・

そしてアンコールに松田聖子さんの「瑠璃色の地球」を

二期会のボーカリストたちが歌ってくれました。

私の大好きな歌、心がジーンとしてきちゃいました。

久々のコンサートはやっぱり良いですね〜


帰ってから、ビデオ予約していたサッカーの試合を見ました。

オーストラリア戦です。

ハラハラして見ていましたが、選手の皆さん頑張っていましたね〜

どうにか勝ち点3とれて本当に良かったです!!





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